シングルマザーという選択

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生みの父親とは一緒になれないし、なってはいけないと思う。でもどうしても自分で育てたい。そうやってシングルマザーの道を決意される方もたくさんいます。 仕事をして家族を経済的に支えながら、一人で親の役目を果たしていく。シングルマザーの道は決して簡単ではないと思います。だからこそ、あなたしか頼れる人がいない子供のためにも、安全網(セーフティーネット)のある環境を作っていくことがとても大切になってきます。

 

具体的にどんなことを考えておくべきでしょうか。続きを参考にしてみてください。

 1)孤立しない。家族を支えてくれる人/制度を周りに置くことが大切です。 

シングルマザーでありながら、実家や周りの友人達のサポートがないと、経済的にも、体力的にも、精神的にも追いつめられてしまいやすくなります。まずは実家の協力を求めましょう。出産にあたって、最初は家族ともめたり、傷つくことを言われたかもしれません。しかし、赤ちゃんの将来を考えた場合、頭を下げてでも、まずいい関係を保つための努力が必要かもしれないです。家族が無理であれば、友人でもいいでしょう。また、地域の相談センター、子育てグループなどを積極的に探して、いろいろな形の協力やつながりをたくさん確保することが望まれます。子育ては、ママが責任もってしていくことでありますが、子供はいろいろな人に接し、たくさんの人の愛情や優しい言葉を受けていくことにより、より豊かな人間へと成長していくことができるのです

 2)出産の動機が正しいか確かめる。

赤ちゃんにとって、一番不幸なのは、育てられない、でも離れられない、ということで、まだ誰がどうやって育てて行くのかがはっきり決まっていない不安定な状況に宙づりにされてしまうことです。今まで、ジャパンアライヴでもいろいろな方々のお話を聞かせていただきましたが、時には、彼がもしかしたら戻ってきてくれるかもしれない、という淡い期待の故に、子供を育てられないけど手放せない、というケースもありました。しかし、彼との関係が終わったんだ、とついに分かった時、子供にしがみつく必要もなくなってしまいました。赤ちゃんの人生が恋愛関係のもつれの犠牲にならないよう、きちんと分けて考えてあげることがとても大切です。

「子供を手放せない」ということと「この子と一緒に生きていく」と決意することには、大きな違いがあります。シングルマザーという大変な道は、真摯な決意と自分自身の固い意志をもって、選び取られるべき道です。育て始めたけれど、仕事がなかったり収入が少なすぎたりで、夜の勤務へとなっていき、ついに2−3歳で養護施設に送られて来るケースも少なくありません。子育ては一生のことですから、長いスパンで人生を見据えた上で、どうするべきなのか考えて行く必要があります。

 「大変なのは分かっています。でも、覚悟は出来ています!!」というママ。こころから応援します!!シングルマザーが受けられる国からの制度がいくつかあります。ただそれぞれにはいろいろな条件があるので、それぞれの自治体に詳しく聞いてください。1回や2回ではあきらめずに、よく調べて必要なサポートをしっかりと受け取りましょう!

 シングルマザーが受けられる(かもしれない)制度(必ずお住まいの地域の市区町村役場にご確認ください。) 

★手当て

 【子ども手当て】児童1人に13,000円(0〜15歳)などのみんなが受けられる手当てなどがありますが、その他の、「シングルマザー」が受けられる支援は※所得制限、家族構成、自治体によってない制度もあるので、自治体によって異なる場合がありますので、直接ご確認ください。

【児童扶養手当】児童1人に41,720円(全部支給)、9,850〜41,710円(一部支給)2人目+5,000円、3人目から+3000円ずつ。(所得制限あり)

【児童育成助成】児童1人につき13,500円。(所得制限あり)

【生活保護】経済的に困窮しているときに、その程度に応じて生活保護費が支給される。(生活扶助・住宅扶助・教育扶助・医療扶助・出産扶助・生業扶助・葬祭扶助、介護扶助)

【母子年金】18歳まで。児童1人に年額7,000円、+1人に3,500円ずつ。


★生活上の免除/減免、補助等

【所得税・住民税の減免】所得が一定基準に満たない場合に税が軽減される。

【国民年金の免除】納付が免除されることがある。(所得が一定基準に満たない時や、病気や失業の時)ただし、免除を受けている期間の年金は1/3になる。

【上下水道の減免】市区町村によっては減免されることもある。

【住宅手当】母子・父子家庭で、家賃の一部を助成する市区町村もある。

【交通機関の交付や割引】市区町村によってはJR定期、バス、電車などの割引や無料乗車証が交付されることもある。

 【入学祝金】市民税所得割が課せられていない家庭の入学予定の児童に対して。


★病院関係

自治体では、乳幼児医療費助成金(無料になる)や、ある程度の年齢まで(0〜12歳とか15歳までとか)医療費が無料になるところもあります。

【ひとり親家庭等医療費助成】18歳まで。医療費の一部を助成。(所得制限あり)

【小児医療費助成】0歳児の入院と通院を助成。(所得制限なし)1〜2歳児:入院と通院を助成。(所得制限あり)3歳児〜15歳児:入院を助成。(所得制限あり)


★貸付制度、金融関係

【母子福祉資金】20歳児までの生活資金や修学、就学支度資金などの貸付制度。(無利子-年利3%)

【母子福祉資金利子補給】母子福祉資金を返済している人に、支払った利子の半分を補給する制度。 

【預金利子非課税制度(マル優)】郵便貯金の利子が350万まで非課税。(童扶養手当や母子年金の受給者)

【修学資金】高校、大学、専門、専修学校に修学させる為の授業料、書籍代、交通費などの資金を無利子で貸し付ける制度。


★お助け

【母子寮(母子生活支援施設)】20歳児まで収入に応じた負担で入れる施設。(生活保護、住民税免除世帯は無料)

【ヘルパー(家庭奉仕)の派遣】日常生活の手助けをしてくれる人を派遣してくれる。(無料。所得制限あり)(冠婚葬祭や急病人が出た場合や、心身が著しく疲労して仕事を続けるのが困難などの育児ができなくなった時)

【ひとり親休養ホーム】補助が支給される保養施設。(自治体によってはなし)


★助かるツール(シングルじゃなくても利用できる)

【ファミリーサポートセンター】急用等で児童を預かってくれる、有料で、曜日等によって料金が変わることもある。

【ショートステイ(子育て短期支援事業)】児童を養育できなくなった時に預けられる。(7日まで。収入によって無料/有料の料金が異なる)

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〜〜あたしの尊敬するママさん さやかさん〜〜

「未婚の母になれなくて – 医者になった中絶経験者のブログより」

 20歳のサヤカです

はじめまして

 

今私のお腹には

10週目になる小さな生命が

一生懸命生きています

 

大好きな相手の子供です

でも相手は…

堕ろして欲しい

産んでも子供が苦労する

俺は今子供はいらない

今のおれらには無理だ

偶然出来ただけの生命

 

そして今日

後悔する前に堕ろして欲しい

と言われました

 

私はかけがえのない

愛の固まりであるこの子を

何があっても殺したくない

何より一生懸命に生きる

この子を抱き締めて

一緒に生きていきたいと

思っています

私自身、甘えた人生を

我慢することを知らずに

生きてきた人間ですが

こんな私でもこの生命を

絶対に守りたい、そう強く思います

 

さまざまなサイトや

たくさんの人の意見

考え方を通して

より一層そう思いました

 

まだ彼以外の人に話してはいません

両親に納得してもらうのは

難しいかもしれません

 

でも絶対に守りたいです

 

ただ一つだけ不安なのですが

いくら私が幸せに

してあげようとしても

本当にお父さんのいない子が

幸せになれるのでしょうか?

産まれる前からそれが

分かっていても

産んであげるのは本当に

この子のためになるでしょうか?

とても不安です

お父さんがいない事実は

今、目の前に確かにあるのだから

 

幸せは産まれてきたこの子が

決めることですが

少しでも恵まれた環境を

用意してあげたいのもまた

私の気持ちです

 

産まれないほうが幸せなんて

ことはあるんでしょうか?

2009-01-24 19:17:09 「(17)初恋の人」 

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私は今この子に出来ることを

まずしてあげようと思います

両親に話すこと

彼と話し合うこと

 

今はこれぐらいしか

思いつきませんが

前に進むちからを言葉で

与えてくれたのはかおるさんです

誰かの言葉でなんて

甘えてるのかもしれないですが

本当に嬉しかった

 

かおるさんが失った赤ちゃんは

かえってはきません

でもそんなかおるさんから

私は今希望をもらいました

この子にはもうかおるさんという

方との出会いがあるんだ

勝手ながらそう思いました

もちろん私ともです

 

絶対にこの子を産みます

この気持ちが上手く言葉に

出来ているのかとても不安です

2009-01-25 01:00:13「(17)初恋の人」

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ご報告が遅れましたが、私は無事両親の助けやまわりの友人の暖かい励まし、かおるさんの言葉をからに代えて出産をする決意をしました。

 

まだまだ前途多難です。ですが今、6ヶ月になる小さな命は以前よりたくさんの力をつけ、今夏産まれる予定です。だんだんと力強く感じられる胎動が愛しくて、しょうがない毎日です。

 

彼に散々な言葉を言われ、ひとりぼっちだったあの日、このサイトを見つけて思い切って書き込みをしました。こんな風に顔の見えない相手ですが、本当に心を動かしてくれる言葉をかけてもらえたこと、心から感謝しています。言葉では上手く書き表わせません。

 

この感謝の気持ちを今は我が子に精一杯注いでいけたら、と思います。いつか胸を張れる親になり、家族が幸せであふれるとき、私もかおるさんのように中絶を考えてしまう人を少しでも減らすため、何かしてあげれたらと考えています。今はまだまだ未熟なので、自分の為にしか行動できていませんが。

2009-04-26 02:43:06「中絶を考えているあなたへ」

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8月24日の深夜、元気でとても大きな男の子を産みました!妊娠初期の頃、彼に出産のことを散々反対されました。一番喜んで欲しかった相手に、全てを否定されました。今でもその胸の痛みや苦しみを思い出します。そんなときここで、かおるさんに相談をし…どんなことがあってもこの子を産み、育てるという決意を固めることが出来ました。誰かの言葉があるだけで、迷いや辛さが和らぐことがあるんだと気付かされました。

 

人は一人ではとても弱い生き物です。見知らぬ他人同士だとしても、こうして共感したり意見を聞いたり、様々なことを諭しあい、一歩一歩強くなるんだなと感じました。

 

かおるさんのおかげで、自分の意思や信念を貫くことができ…我が子をこの腕に抱くことが出来ました。

 

赤ちゃんってとてもとても温かいです。すやすや眠る吐息は、本当に愛しいです。部屋に漂う赤ちゃんの香りも、胸をいっぱい幸せにしてくれます。例えどんな理由があろうとも、お腹にこの命が宿った瞬間から…その子はお母さんを信じ、お母さんだけを真っ直ぐに見つめているんだと思いました。

 

『生まれなければ…』なんて命はひとつもないと教えられました。これからもたくさんのことを、我が子から学ぶんだと思います。

 

私は20歳で、まだまだ人間として未熟ですが…何があっても守りたいものができ、本当に幸せです。これから先、どんな困難があっても我が子を幸せにすると誓った気持ちだけは絶対に曲げず、たくさんの笑顔に溢れた家族になりたいです。

 

命はとてもとても尊い。

自分が考えていた以上にです。

2009-09-03 23:52:41「中絶を考えているあなたへ」