養子縁組によくある質問

法的なことやら、細かく言ってしまうと、わけがわからなくなる部分もあるので、
なるべく簡単に説明していきます。


Q1. 里親制度と養子制度の違いは何ですか?

一時的に親に変わって養育するのが里親で、一生、本当(法的にも気持ち的にも)の子供として引き取って育てるのが養子縁組です。


Q2. 養子制度もいろいろな種類があると聞きましたが・・・?

そうなんです。養子縁組は「普通養子縁組」と「特別養子縁組」の二本立てになっています。日本の養子制度というのは、もともと家を守るために発展したところが多いんですね。家に跡取りがいないから、その跡取りをつくるとか、家に女の子しかいないので、お婿さんを貰って養子にするとか、もちろん親のない第三者の子供を養子にするとか、いろんな目的に使われました。でも、今「家のための養子」から「こども自身のための養子」へ、ということが議論され、1988年に法の改正があって、「特別養子縁組」というのが新たに加わりました。


Q3. 普通養子縁組と特別養子縁組の違いは何ですか?

いろいろありますが、大きな違いは、特別養子縁組は、「家庭に恵まれない子に暖かい家庭を与えて、その家庭の中でしっかり育てるようにする」ということです。子供の精神面のためにも、実親の承諾と裁判所の審査を終えて、養親に親権が渡されると、実親との関係が法的に完全に終了し、養親が唯一の親となります。これが、普通養子縁組だと、当事者双方が戸籍の届出を行なうことによって成立してしまう上に、養子は法的に養親の子供となりますが、実親方の相続権や扶養の義務は残ります。つまり、父母が養父母と実父母二組ずっといることになるのです。


Q4. 自分の子が後になって、本当のお母さんを探し出そうとするなら、見つけることができますか?

特別養子縁組の場合は、戸籍を見ただけでは養子であることがわからないような工夫がされてます。だから養親の「長女」とか「二男」とか、そういう記載になってます。しかし、養子がその実親を知る方法は確保されています。ただ覚えておいてほしいのは、この制度は養子であることが知られないためというよりは、子供のために安定した環境を作りだすことを目的としてくるので、養親による告知が重要であることには変わりません。


Q5. 特別養子縁組に同意しておきながら、産まれてからやっぱり自分で育てることを決めた場合、撤回できますか?

法律によって、養親による6ヶ月の試験養育期間が設けられていてるんですが、この間、実親が養子縁組の承諾を撤回することができます。ただ、養親もこの子の親になるという強い決心のもとに生活し、わが子同然と思って過ごすわけですから、やはり承諾する前によ〜く考えることが大切でしょう。


Q6. 特別養子縁組を選択肢として考えたい場合、どこに相談したらよいですか?

公的機関(児童相談所) と私人(許認可を受けた民間団体)の2種類があります。私達ジャパン・アライヴも相談にのります。そして他の団体と協力しながら、その人を心から応援しサポートします。






教えて!グランマ・テディー
ナースくみの保健室
受胎後10週の胎児の足が原型、足ピン