妊娠と思ったらまずどうする?

 

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「避妊しないでセックスした。。。」
「そういえば生理が遅れてる?」
「妊娠しちゃったって思ったけど少し出血があったから大丈夫だよね?」
「これって妊娠の初期症状??」

頭の中が真っ白に。。。ってこともあるでしょう。でもちょっと待って。 

 でも、自分でいろいろ判断する前に、まずは確かめてみて。
初期症状は人によって違うし、妊娠10週くらいまで何も変わりがない人だっているんです。考えすぎて、ホルモンのバランスが乱れてしまって、いつもと何だか調子が違う。。。と感じることもあるみたいです。

 まずは、市販の妊娠検査スティックでテストしてみましょう。
妊娠すると受精卵からhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンが分泌されます。妊娠検査薬はこのホルモンが尿中にあるかどうかを検査します。スティックにおしっこして数分で結果が出ます。最近の市販の妊娠検査薬は、だいたい排卵日の3週あたりには反応が出るものが多いのですが、正確な結果のためには生理が遅れて1週間後くらいの検査がよいと思います。 大体のドラッグストアで購入することができます。使用する際には検査薬の説明書をよく読んでから正確にテストしてください。

検査スティックで陽性が出たら?
あまり時期が早いと超音波には何も写らないこともありますが、早めに産婦人科を受診しましょう。受精卵の着床が正常な場所(子宮内)でおこっていること、流産していないことを確かめるためにも、あまり長く待たないで受診してください。若い女の子は、産婦人科を受診したこともないかもしれないですね。不安なら、誰かについてきてもらうこともいいかもしれません。妊娠している場合にどうするかを初診で聞かれることもあるかもしれません。よく考える時間を持つ前に結論を出してしまわないようにしてください。週数があまり進んでいなければ、しばらく考えてから結論を出しても大丈夫なはずです。そのときのプレッシャーで決めてしまわないようにしてください。

後悔しない選択をするためのポイント
「妊娠何週目です!」と、産婦人科で妊娠が確認されました。妊娠を予定していなかった場合は、すごくとまどうでしょう。産めるの?産めないの?タイムリミットがある!といって気持ちはあせるでしょう。でも、この決断は今だけのものではないことを忘れないでください。一生に影響する決断です。じっくり考えるべきです。

 

自分で納得いく決断をするために必要なポイントをいくつか考えてみました。

「隠そうとしない」
ってこれが一番勇気いることだと思うけど、何事もなかったように、なるべく誰にも知られずに解決する、ということを目的としてしまうと、いろんなところにひずみが出ちゃうでしょう。無理やりの決定をしたり、無茶しちゃったり。。。隠し通す、ことが第一の目的になってしまわないようにしましょう。 

 「自分の気持ちとちゃんと向き合う」
自分の今の気持ちを自分が理解して決断材料になる事柄を整理できるように、何か紙に書き出してみてもいかもしれないです。妊娠って、ただでさえ、いろんな感情がわき上がってくる。子どもが欲しいと思っていて妊娠したって、ハッピー!ばっかりじゃない。不安や恐れはある。ましてや、予期していなかった、産んで育てるのが難しい状況、だったら、なおさらですよね。十分に自分の気持ちを確認してみてください。

「相談する」 
尊敬のできる人、信頼できる人、自分よりもいろいろな角度から物事を考えられる人に相談してみてください。例えば学生だったら、友達に相談して決めるかもしれないけど、もし自分の同年代の友達からそういう相談を受けたら、同じくらいの人生経験しかない自分はどこまでいいアドバイスしてあげられるって思う?きっと、もっ と良いアドバイスをできる人を探すはずですね。こういう時は、自分が心から尊敬している人は誰だろう、って考えて、その人に思い切って相談する。ジャパンアライヴでも相談窓口を設けています。

  「命が宿っているのはわたしのお腹」妊娠何が起こっているのかのページもご覧ください)
命が始まっているのは、私の体の中。こんなに難しい決断なのに、ほかの人に決めてもらうわけにはいかないんです。世間体や周りの目、彼や親の態度だけで決めず、自分自身が本当に選びたいことは何か、考えることが必要です。ここで、周りの人との話し合いの反動で決断しないことも大切。彼に信じられないことを言われたから、とか、親とけんかになって傷ついたから、それなら!って反動で行動に出てしまうってよくあることだけど、これは自分に起こっていることだから。周りの人の反応を最終的な決定材料にしないように気をつけてください。人工妊娠中絶を選ぶことで必ずしも全てがもとに戻るわけじゃないんです。周りの多数が納得すればそれだけでいいわけじゃないんです。人工妊娠中絶は、心も体も傷つくこと。それを選ぶのは、そのいのちに対しても自分に対しても、とても悲しいことです。この状況の主役は自分とお腹のいのちであることを忘れないでください。

「決めつけない」
仕方ない!他のチョイスはない!って決めつけないで、いろんな他の可能性・オプションを一通りシミュレーションしてみます。その時に周りからのプレッシャーとか、思いこみで考えてたことに気付かされたりすることもあると思うし、いろいろな側面から考えることで初めて見えてきたりわかってくる部分もあると思います。(特別養子縁組についてのページ、その他のオプションもご覧ください。)

 

 友達が/娘が妊娠してしまったら??

「将来のために今回は見送ることがベストなんじゃない?」そう言いたくなるでしょう。でも、ちょっと待ってください。人口妊娠中絶を選択して、何年も辛い思いをする人たちは少なくありません。学歴、キャリア、世間体などが守られても、本人の心は守られる選択でしょうか? 本人の母性が守られる選択でしょうか?産むことができる可能性も十分にあります。本人が納得いく決断をすることができるように、プレッシャーを与えるのではなく、思いを受け止めてサポートしてあげてください。専門家や相談窓口を設けている団体を利用することを勧めてみることも良いでしょう。