セックスの後に残るもの No.2
前回の「ナースくみ」では、セックスの後には何が残るのか?という質問を投げかけてみました。
私たちのすでに知っていること(知識)や考えていること(思いや信じていること、価値観)、意識していないところで信じていること(とっさの判断の基準になるもの)が私たちの行動に影響する、なんてことを書いてみました。
それでは、セックスについて、すでにどんなことを知っていますか?
セックスから目に見える形でからだに結果が現れるものといえば、やはり「妊娠」であったり、「感染症」であったりすると思います。
- 妊娠したくないけどセックスはしたいとき
- セックスにリスクがあることはわかっているつもりだけど、病気をうつされたらどうしようと不安なとき どうすればいい??
日本では特に、これに対する答えがあいまいである場合が実はとても多いようです。
答えは大体の場合、「コンドームを使いましょう!」ということになると思います。また、ヨーロッパやアメリカなどでは以前から使われている「ピルを毎日飲む」(これはお医者さんに処方してもらう必要があります)という避妊法も最近日本でも普及しつつあります。
でも、コンドームを使っていたのに病気になってしまった、とか、ピルを飲んでいたのに妊娠してしまった、というケースが少なくないことを知っていますか?
コンドームの使い方や、ピルを毎日きちんとルール通りに飲んでいるか、などということによってリスクは変わってくるのですが、どちらにしても100%絶対安全!なプロテクションではないことを知ってほしいです。
不安感や恐れを植え付けるつもりではないのですが、これが事実なのです。
私がイギリスのクリニックで働いていたときにも、何人もの患者さんの
「でもちゃんとプロテクションは使っていたのに。。。」
とショックを受ける表情を何度も見ました。
それでも、最終的にはクリニックのフォローアップとしては、
「コンドームを使いましょう」
という解決しか提供できなかったことがとても残念なのですが。
本当は、「セックスをしない」というプロテクションも選択肢にはあるんです!
そしてこれが唯一、100%安全で健全なプロテクション法です。
セックスの後に病気が残ったり、辛い思い出と葛藤することもありません。
本物の相手が現れたと確信するまで、セックスをしないで待つということです。
そして、自分のからだと心を守るためだけではなく、「本物の相手」を見極めるためにも待つというのは懸命な選択です。
なぜなら、私たちのほとんどが痛感している通り、人間的な関係を築き上げる前に肉体的な関係ができてしまっては、からだのスイッチだけが入ってしまって自分は思うようにコントロールできなくなって。。。バランスのとれた判断ができなくなってしまいます。
「頭ではこの人じゃないってわかっているのに、どうしても離れられない」というのは、イコール=「その相手のことが心の底ではやっぱり好きだから」ではないんですよ!
無理矢理な結論で解決しようとしたって、間違った相手はやっぱり間違った相手です。
一緒にいるよりいないほうが身のためです!
ですから、「セックスを待つなんてそんなの無理」と決めつけてしまう前に、一応この選択肢も考えてみてください。
決してばからしいことでもなく、非現実的な解決法でもないと思います!
でも、この時代に「セックスをしないで結婚するまで待つ?」なんてことがどうしたら本当に可能なんでしょうか?
これについては、次回詳しくおしゃべりすることにします!



