PASSからの癒し

  

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あなたが苦しんでいる症状がPASSだとわかったらどうすればいいのでしょう? 

時間が傷を癒してくれる。。。のでしょうか? 
そうであるならいいのですが、その出来事から何年も経っているのに苦しんでいる方々からの相談がジャパンアライヴにも寄せられます。
回復するためには、自分自身の感情を整理するための助けを求めることが必要です。 

 ここで、助けと癒しにつながる提案をいくつかリストしてみました:

1)何が起こったか誰かに話してみる

信頼できる人がいない場合は、自分の経験したことを書き出してみてください。それぞれの状況で自分が何を感じたか、できるだけ詳しく書いてください。自分でも何を感じているかわからないこともあるでしょう。わかる範囲で、少しずつでも、心にある気持ちを詳しく打ち明けてみてください。

  

2)責任と責める思いをとりあつかう

できる範囲で、そのときの自分の決断に影響を与えた理由や人(その決断を勧めたり責任のある)を思い出してください。

 

3)怒りについて気持ちを整理してみる 

あなたはこの経験に関して怒りを感じていますか?その怒りは誰に、または何に向けられているものですか?その彼に対して怒りを感じていますか?親に対して怒りを感じていますか?そして、それ以上に自分自身に対して怒りを感じていませんか?

 

4)ゆるす

ゆるしという感情に集中してみてください。そして、怒りを手放すことをしてみてください。ゆるしとは感情の問題ではありません。ゆるしは決断するものです。どのような決断かというと、その相手を解放してあげる決断です。ゆるさない思いを心に貯めたままでは、実は他でもない自分自身を傷つけることになってしまいます。ゆるさないということは、自分が毒薬を飲んでおいて、毒薬を飲んではいない相手が死ぬのを待つようなものなのです。あなたがゆるすとき、自分の心が自由で落ち着くのを感じるでしょう。

 このステップを行うとき、ゆるすべき全ての人を思い出すようにしてください。そして、その一人一人に対してゆるすことを決断してください。「○○○さん、あなたをゆるします」というふうに名前を挙げて口に出して言う必要があるかもしれません。そして、中でも最もゆるすことが難しく感じられるのは、あなた自身のことかもしれません。自分の名前を同じように入れて、「○○○さん、あなたをゆるします」と言うようにすると良いと思います。これは簡単なことではありませんが、とても重要なことです。自分自身をゆるすことをせずに自分で自分に罰を与え続けてしまう人が多いのではないかと思います。でもそれで中絶の事実が変わるわけではありません。

 

5)喪失感

 中絶で亡くなった赤ちゃんに対して喪失感を感じるでしょう。また、自分自身の内の何かが失われてしまったと感じているかもしれません。純粋さや人生の計画などが失われてしまったと思っているかもしれません。失ったことを悲しむことは悪いことではありません。何を失ったと感じているのかを考えてみて、十分に悲しんで、その上で前進してください。

 

6)失ったと感じているものと向き合う

 失ってしまったと感じているものは、赤ちゃんであったり、自分らしさであったりするでしょう。そのことと向き合って対話をしてみてください。自分宛に手紙を書いてみることも良いかもしれません。亡くなった赤ちゃん宛に伝えることができなかった思いを手紙に書いてみても良いです。自分の気持ちを詩や歌にする人も多いです。気持ちを表現してみることが助けになるはずです。 神さまに祈ることをする人もいます。失ったことについてどう感じているか、神さまに話すのです。ここで付け加えますが、亡くなった赤ちゃんが辛い場所であなたを恨み続けているとは考えないでください。私たちは、このような赤ちゃんは天国に行ったと考えます。赤ちゃん自身は、永遠に苦しみ続けているわけではないのです。ですから、あなたも赤ちゃんに対して何か一生つぐないをしなければ、とか、お参りを続けなければ、と考える必要はありません。

 

7)記念となるアクティビティー

 妊娠がわかった日や赤ちゃんの予定日だったはずの日や中絶の手術の日になると、辛くなることがあるかもしれません。それならば、その経験をした日や時期に、何か記念となることをするようにしても良いかもしれません。ある女性は中絶することを選んだ赤ちゃんのために木を植えたそうです。そのことで、赤ちゃんのことを忘れ消してしまわないようにしたそうです。仕事を休んで散歩に行ったりして、その日のことを思い起こして考えてみることも良いかもしれません。いろいろ試してみてください。あなたにとって癒しをもたらすことを見つけられることを願っています。

  

8)前進する

 あなた自身の癒しのプロセスを経て回復して前進していくことは決して悪いことではありません。とても悲しいことが起きてしまった事実は変えられません。でも、だからといってあなたは後悔と諦めの人生を生きなくていいのです。命があるなら、新しいスタートは絶対ある、そうジャパンアライヴは信じています。過去の痛みにとどまり続けないでください。